駅で電車を待っている時に
とても綺麗な女の子を見た。




頰に降りかかる長い髪をかき上げる
その指先には綺麗なネイルが施され
物憂げな眼差しにエクステのまつ毛が
計算されつくした影を落とす。
抜けるように白い肌は
透明感重視のファンデーションが塗られ
チークも唇もあえて控えめな色出し。
風に揺れるシフォンのブラウスが
華奢な身体をより儚げに演出する。
スタバのフラペチーノより重い物は
絶対持てなさそうな細い手首。
その足元は秒殺で人を殺せそうな
エナメルのピンヒール。



多分、本人も
自分が綺麗だとわかっている子。
それってもう、女として無敵。
どう見ても20代。
これ以上ない無敵。




ふと。




自分の現状を省みて
激しい自責の念にかられる。
連夜飲み過ぎて常に浮腫んでるし
深夜にわけのわからない物を食べ過ぎて
最近ずっと肌荒れが酷い。
髪をブローする時間を取らなかった結果
髪の毛はボサボサ。




とりあえず
今夜は禁酒しようと思った ←次元が低過ぎ




…と、とくにオチもなく終わる。