2018年07月
昨夜は二人でこれを観た。
原作、吉田修一
2016年作品。
公開時、劇場で観たいと思いながら
機を逃してしまったのでようやく。
良いとか面白いとかいう表現は
なんか違うと思うのだけど
やはり観てよかった。
愛する事と信じる事は同義ではない。
信じる事が必ずしも尊ぶべき事でもない。
信じる事より信じきれない思いの方が
痛いほどによくわかる。
恐くて哀しくて、そして切なくなり
理不尽なやるせなさが残る。
原作を読まないで観たのが正解だったかも。
同じ吉田修一作品といえば『悪人』だけど
こちらは原作を読んでいて
原作を愛するあまりに
映画はそこまで感動出来なかった。
こちらの『怒り』は
妻夫木聡と綾野剛が
ゲイカップルを演じている事でも
かなり話題になっていたけど
実際、映画を観てみると
ゲイだという事は
彼らの演じる人物を構成する
ほんの一部でしかなくて
でもその描写が
浅いわけでも軽いわけでもなくて
そういうところも何だかよかった。
さて、次は何を借りてこようかな。
おはよう、7月26日。
涼しい朝。
昨夜は二人でこれを観た。
原作、角田光代
主演、宮沢りえ
2014年作品。
公開当時、かなり話題になっていたし
宮沢りえはこの映画で
いろいろ賞を取ってるし
ずっと気になっていた映画。
映画に限らずたいていのものは
期待しすぎると落胆が大きいものだけど
あらすじはほとんど知っていたけれど
これは予想を遥かに超えて面白かった。
宮沢りえと言えば
ワタクシ世代的には
三井のリハウスとか
ぼくらの七日間戦争とか
サンタフェとか
小室哲哉プロデュースのデビュー曲とか。
あの可愛いハーフの女の子が(年上だけど)
こんな女優さんになったのだなぁと
何だか妙に感慨深かった ←誰目線なのか
今はハーフとかクォーターのタレントは
いっぱいい過ぎて食傷気味感が強いけど
当時、宮沢りえの登場は
本当にセンセーショナルだったと思う。
長い手足、白い肌、茶色い髪に茶色い瞳。
ワタクシも憧れたものだ。
あのマフラー長過ぎの人の嫁にならないで
本当に良かったねぇと、ツレと二人で
しみじみ言い合ってしまった ←余計なお世話
脇役の小林聡美も良かった。
そして、
あのソファ(というかクッション?)は
とっても良い!
買って良かった!
今夜も二人で飲みながらDVD観る予定。
るん。
では行ってきます。
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