本来 無一物。


胸に沁みる禅の言葉。



人間は本来、何も持たない。
罪も穢れも、富も病も苦悩も。



何も持たないはずなのに
足りないと求め
失いたくないと怖れ
理解されないと腹を立て
罪深いと自分を蔑む。



何も持たないのだから
何も失うことはないのだと
だから怖れてはいけない
嘆いてはいけない。



私はいつも何かを求め
失いたくないと抵抗し
自分は正しいと過信しながら
同時に
自分は間違っていると思っている。



無一物の
その心の片鱗でも欲しいと



サンタに頼んでみたくなるという
この私の大きな矛盾。

























昨日の記事と
同じ人の考えとは思えない
なんという、矛盾。